無宗教のお葬式

無宗教のお葬式とは、宗教儀式、作法にとらわれることなく、自由な形式で行われる葬儀のことです。
形式にとらわれない葬儀スタイルから「自由葬」と呼ばれることもあります。

● メリット

・宗旨宗派に縛られることなく、葬儀の内容を自由に決められる
宗教に縛られることなく、故人の想い、ご家族の想いを形にすることが可能となります。

・宗教者へのお礼が不要
僧侶を呼ばないため、お礼はが必要ありません。また、戒名にかかるお金も必要ありません。

・信仰する宗教を問わない
家族間で宗教が異なる場合には、無宗教葬にすることで、家族全員で参列することができます。

● デメリット

・親族や関係者から理解を得られない可能性がある
葬儀にこだわりがある方や無宗教葬に違和感を持つ方から、理解を得られず反対の声が出ることもありますので、故人やご家族の意向を丁寧に説明しておく必要があります。

・自由度が高い分、内容を決めることが大変になる
ご自身で内容を決め、しっかりと準備をしていかなければなりません。また演出によっては費用がかかる場合があります。

・菩提寺とトラブルが起こる可能性がある
菩提寺がある方が無宗教葬を執り行う場合は、納骨や法要を拒否されてしまう可能性も否めません。
事前に必ず菩提寺に意向を伝えて、相談してください。

● 葬儀の流れ

葬儀の一例をご紹介します。
【例】
1.遺族・参列者入場:参列者が入場します。
2.開式の挨拶:司会者が開式を告げます。
3.黙祷:お経を読む代わりに、全員で黙祷を行います。
4.献奏:故人の好きだった曲を流したり、生演奏をしたりします。
5.故人の経歴紹介:故人の経歴を紹介します。
6.スライド上映:スライドを観て、故人との思い出を振り返ります。
7.弔電の紹介:届いた弔電を読み上げます。
8.喪主挨拶:喪主が参列者に向けて感謝の言葉を述べます。
9.献花:遺族、親族、参列者の順で、一人ずつ花を供えていきます。
10.お別れ:全員で故人とのお別れを行います。
11.閉式の挨拶:司会者が閉式を告げ、葬儀を終えます。
12.出棺:葬儀後は出棺し、火葬場へと向かいます。
13.会食:火葬の後に会食を行う場合もあります。

● まとめ

故人の意志や残されたご家族の想いを尊重した、自分たちらしいお葬式を実現したい方々におすすめしたいお葬式です。

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