友引のタブーについて

友引とは六曜の一つで、日ごとの運勢を示したものです。
友引にご葬儀を行なうことは縁起が悪いという考え方は、全国各地で根強く残っている風習です。
「友引」すなわち「友を引く(誘う)」という言葉から連想し、友引に葬儀を行なうと故人が友を道連れにする、不幸が続くなどと考えられています。しかし、そもそも友引という日は勝負ごとの決着がつかない良くも悪くもない日のことをいいます。また、そもそも六曜は仏教とは関係がありません。

● 六曜とは

六曜(ろくよう/りくよう)とは、毎日の吉凶(縁起の良し悪し)を占う際の判断材料として重視されてきました。
旧暦(太陽太陰暦)の1月1日を起点とし、月が終わるまで「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番に進みます。各月の1日ごとに、対応する種類が1つずつ移動しながらリセットされることが特徴です。基本的に仏式・キリスト教式のどちらであっても、葬式と六曜の巡りを気にする必要性はありません。
現代においては、六曜に基づく吉凶の判断や行事の日程を決定することは、あまり一般的ではありませんが、依然として一部の人々によって重用視されているようです。

● 友引の日は火葬場が定休日の可能性がある

友引の日にお葬式をしても問題はないのですが、火葬場は民間や公営問わず、申し込みが見込めない友引を休業日とする施設が多いです。そのため友引の日に告別式や火葬を行うことはできません。

● 四十九日法要について

四十九日法要は、亡くなってから49日目に行う法要のことです。
四十九日も一周忌等の法要も友引を気にせずに行うことが多いです。

● 友引の日にお葬式をしても問題ない?

友引のお葬式は、必ずしも避けなければならないものではありません。ただし、友引のお葬式を親族や参列者が嫌がるケースは十分に考えられます。親族や知人の中に昔ながらの風習や縁気を気にする方がいらっしゃる場合、友引を避けた方が良いのかもしれません。

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