お仏壇は、大切だった亡き人やご先祖様を追悼し供養するところで、仏さま(ご本尊)をおまつりして仏教の教えに触れる大切な場所であり、ご家族の感謝の気持ちを表すものとして重要な存在です。ご自宅にお仏壇がない場合、忌明け法要(仏式の場合は四十九日)までに購入しておくのが一般的です。信仰する宗派や地域の特性により、お仏壇の種類や必要な仏具、飾り方に違いがあります。
また、新しいお仏壇には僧侶による開眼供養も必要になります。予算やお仏壇を置く場所などが決まりましたら、まずはお近くの仏壇店などに相談に行くとよいでしょう。
● 開眼供養
お仏壇やお位牌を新しく購入したとき、もしくはお引越しや場所の移動でお仏壇を動かす際に必要となるのが、「開眼供養(かいげんくよう)」、別名では「魂入れ」という儀式です。
僧侶に読経していただくことで、安置しているお仏壇のご本尊(仏像)やお位牌の目が開き、霊験(れいげん)が宿り、不思議な効果や御利益が得られるといわれています。
● 開眼供養にあたり必要なこと
・僧侶へ読経の依頼をし、謝礼を用意しましょう。
● お仏壇を選ぶ基準
お仏壇には、様々なサイズやデザインがあります。また、価格帯も幅広いため、ご家族に適したお仏壇を選ぶことが大切です。
・サイズ
お仏壇は、設置する場所のサイズに合わせて選ぶことが大切です。特に、狭いお部屋に大きすぎるお仏壇を置くと圧迫感があるため、適切なサイズを選びましょう。
・材質
お仏壇の素材には、木製・プラスチック製などがあります。木製のものは、風合いが良く高級感があるため、多く選ばれています。また、プラスチック製のものは低価格で準備ができます。
・価格
お仏壇の価格は、材質やデザイン、大きさなどによって異なります。一般的には、数万円程度のものから数百万円の高級なものまであります。ご予算やご希望に合わせて、ご家族が心地よく落ち着けるお仏壇を選びましょう。
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