永代供養は、様々なご事情でお墓の管理やお墓参りができないご遺族に代わり、霊園やお寺などの墓地の管理者が故人の霊の供養や管理をしてくれる供養方法です。
永代供養には契約期間が決められていることが多く、契約期間がすぎると他の方のご遺骨と一緒に合祀されます。
永大供養は、子供を持たない世帯などお墓を建てても継承者がいない方や高額の費用を負担してお墓を建てる必要性を感じないといった方に選ばれております。また、跡継ぎの有無に関係なく、生前に本人が永代供養の種類を決めて準備を進める事例もありますし、先祖代々墓から永代供養へ変えるケースもあります。
永代供養は、故人を偲ぶ場として大切な役割を果たすとともに、故人の霊を供養することで、生前の高徳や徳をたたえ、また生前の罪をあがなうこともできます。
● メリット
・お墓の継承者が不要
・コストを抑えられる
・生前の申込が可能
・宗教や宗派を問わないことが多い
・無縁仏にならない
● デメリット
・遺骨が合祀される
・家族や親族からの理解を得られない場合がある
・長期間にわたる契約であるため、故人の子孫や家族が解約を希望しても、解約の手続きが煩雑になることがある
● 永代供養の種類
・合祀墓
亡くなった方の遺骨を骨壺から出して、供養塔などの専用スペースに他の方の複数のご遺骨と一緒にお祀り(合祀)する形式のお墓です。
個人で墓地を所有することが難しい場合や、費用面での負担を軽減したい場合に適した方法です。
・個人墓のある永代供養
個人墓に永代供養が付いたものです。
・納骨堂付きの永代供養
屋内の納骨堂に個々のご遺骨を納める形式の永代供養です。
弔い上げとなる三十三回忌で合祀されることが多いようです。
・樹木装での永代供養
樹木を墓標とするお墓で、故人の遺骨を木々の根元に埋葬することで自然と調和した形で永代供養を行う方法です。故人がなくなった後も樹木が育っていくことで、その思い出を長く残すことができます。
● まとめ
お墓は、故人ひとりのものではなく関わる家族や親族にとっても大切なものです。
後悔しないために、家族でよく話し合うことをおすすめします。
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