お位牌とは、お仏壇や墓地に祀るための故人の戒名や法名、亡くなった年月日、俗名などを記した霊前に安置される木札のことを指します。 葬儀中には祭壇に設置し、葬儀後は自宅のお仏壇やお寺の納骨堂に安置します。
お位牌は故人の魂を祀り、故人を供養するためのものです。
● お位牌の種類
お位牌にはいくつか種類があり、大きく分けますと以下の3つとなります。
・白木位牌(仮位牌)
葬儀を執り行う際に祭壇に安置するお位牌です。
仮位牌という名前の通り、故人の仮のお位牌となります。四十九日まで使用されるお位牌となっており、塗りなどが施されていない白木の状態のものが一般的なため、白木位牌ともよばれております。
・本位牌(塗位牌・唐木位牌)
四十九日の忌明けを迎えてから、お仏壇に安置されるお位牌となります。
白木位牌から本位牌に替える理由は、故人の魂が四十九日までは行き先が決まっていないのでどこに行くのかわからずさまよっているため、この世に残っているとされていますが、忌明けが過ぎ、はじめて成仏すると考えられているため、白木位牌は四十九日に本位牌に替えるのがよいとされています。成仏するときに、その証として本位牌に作り替えます。お仏壇に安置され末永くお守りしていくお位牌になりますので、お仏壇の大きさやご先祖様のお位牌なども考慮したうえで、本位牌の適切な選び方について知っておくことが大切です。
・寺位牌
自宅に安置されるお位牌とは別に、お寺やお寺の本山に安置するためのお位牌のことをいいます。
様々なご事情でご自宅にお位牌を安置できない方や、永代供養を望まれるご家族の場合、ご寺院にお願いすることで他の寺位牌とまとめて供養してもらうことができるのが特徴です。
● お位牌の選び方
お位牌にはさまざまな形状や材質があるため、ご先祖様のお位牌、お仏壇やお部屋の大きさに適したお位牌をお選びいただくことが大切になります。また、ご予算やお好みのデザインによってもお位牌の選び方が変わってきます。
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